福間健二監督遺作となった作品
詩人福間健二しか知らなかったので余計な前情報も観ようともせずでも観たいなと思っていたので函館上映はラッキー!
出演者が自分語りのように自然に語る
長回しのシーンや一見無表情に語るのは
カウルスマキか小津安二郎?とか思ったが
舞台で詩の朗読劇をみているような気がした
逝ってしまった人、目の前からいなくなった人、確かにいた人。残された人は心に思い続けていく。寂しくて悲しくて皆探してしまう。しかし残されたものはやはり生きて生きて変わって行こうとする
俯瞰する別な自分が現れる素敵なシーン
タイトルも音楽も意味をみつけようとせずに
ただ感じていました。まだまだ映画を作り続けて欲しかった監督!
詩は新たな発見と気づきがあってポエジーがあってこそだと思いました。
私も頑張ろうと思った映画のひとつになりました。