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次元大介のB子sのレビュー・感想・評価

次元大介(2023年製作の映画)
3.5
大変失礼ながら玉山鉄二さんは苦手なのですが、好きな作品の実写化でよく遭遇するのです。
フリージアの悪夢を想像しながら拝見させていただきました。

ガチ好きとガチ嫌いが織り交ぜられてて
妙なテンションになったので変なレビューになると思います。

ポーランドでの一騎打ちから
メキシコで銃のお医者さんを訪ねる辺りのスタートでもう不安すぎた。
外国人の俳優さん、日本語じゃないのにカタコトに聴こえるレベル。絶望。

だからガンアクションは全然期待してなかったけど、今まで観た日本作品の中ではトップクラスの出来栄えでした。
CG感も無く、やれば出来るじゃん!ってなった。CG感ないの大事。
玉ちゃん初めてカッコいいと思ったよ!苦手だった下まつげも今作では活きてるよ!

でも絶対弾の方が避けてるよ!

まきようこちゃんのアクションも良かった。
完全にパパラッチのレディガガパチったでしょというキャラだけど成り立つからやっぱ美しい人なんですね。

でもやっぱり弾が避けてるよ!

あとは音楽がレトロで良かったなー。
西陽さすバス中の音楽はたまんねーや。
「あの時代」って感じ!

世界観は
臭くて汚そうなドヤ街というか、掃き溜めみたいな歓楽街。みんなタトゥー好き。
あーいう世界観って絶対生魚と吊るした肉出てくるなーって観察してしまった。

and

お節介者だらけの平和なレトロ商店街。
あのお爺さん俳優大好きだし
草笛姉さんはやや上品過ぎた感があるけどやっぱかっこいいし大好き。

やっぱり田中ようじ兄はすんげーちょい役笑
発見すると癒される唯一無二の俳優さん。

コレがスクリーン作品だと微妙なのかな?
日本製アクション映画は元々期待してないし、本数も少なくて一番観ない分野だからあんまり語れない。。。


キャラクタービジュアルに関しては、次元は誰がやっても敷居高かったと思う。
3人の中では一番好きなキャラ!
非情だし、熱いし、優しいし、だらし無いし、愛嬌もある。。って
パッと思いつかないもんね。

体型は大泉洋が良いけど、パッチリ目だし髪クルクルだしかわいい次元になりそう。どっちかってとルパンだよなぁ。。
(愛です)
シュッとしてるけど男らしい若い頃のトヨエツ兄なんて良さそうと思って観てたけど、よく考えたらクソ真面目な次元になりそう。なんなら五右衛門よりだよなぁ(愛です)
若い時の浅野忠信とかも良いけど、目が優しいし、笑いどころで滑り倒しそう。(愛です)

と、考えると
玉ちゃんすごく頑張ってた様に思えてきた。
次元程の小顔じゃなくても
次元程の脚の長さが無くても
帽子とった時の毛量がすごくても
銃さばきはセクシーでカッコよく見えたよ!

永瀬正敏は陰気でロックな役なんだけど、
こういう世界観昔から似合うよね。
人間らしさの演出があったが、極悪非道なマシーンみたいな彼だけもっと観たかったなと思った。そしたらもっとキャラ人気出そう。
彼も毛量すごかった。

最後はホロっときましたよ。
オトちゃんラストシーン可愛いね。
もし娘がいたらオトって名前にしよう。

これ、忘却の彼方に追いやっていた小栗ルパンのスピンオフなんですね!
他の方のレビューで知りました。

変な感想でごめんなさい。
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