◯ 鈴木清順生誕100年【浪漫三部作】4Kデジタル完全修復版。泉鏡花の小説が原作。
《ほんとに絡んでるとはこのことか?》
ツィゴイネルワイゼンで断然興味を惹かれた鈴木清順の作品。
だがこれはちときつかった。
松田優作が主演ということで序盤は耐えられたが、最初から最後までほんとに夢と現実が混じり合ったような、細かいカットですらシーンの繋がりが感じられない事にストレスを感じてしまった。
ラスト映画内の長回し舞台、陽炎座舞台は凄い。
松田優作のスタイルと声に対する優しい目はあらためて彼を魅力的な俳優に思わせる。
コメディ色が強。
独特な絡み、性表現。
原田芳雄がフリーメイソンを口走る。
人形の裏にエロワールド。