楽しいバカンスのはずが自体は思わぬ方向へ
テルマの軽はずみな行動から起きてしまったといっても過言ではないのに彼女の自由さは計り知れない
めげずに新しい出会いにうきうきしたり、怖いものなんてない。とある行動に出てみたり
反対にどんどん塞ぎ込んでしまうルイーズの過去を知っていくと、とっさに銃を構えた瞬間はあの時なにもできなかった痛みと後悔の気持ちを少しは軽くしてくれたのかもしれない
どんどんタガが外れていくけれど抗って生きる
どんなに大変なことかと思うけれど、ふたりが最高。
何度も失敗して、言い合いして、諦めて、受け入れながらも続いて行くふたりの旅を眺めて
自分がルイーズだったらテルマのこと置いて行っちゃうよ…と思いながらもただの友達、だけではなくなってきた関係の変化も含めてよかった
はじめは不安でいっぱい
抑圧された日々を送っていたテルマのどんどん輝いていく目が印象的
スカッとしながらも個人的には少し悲しいラストも
絶対に屈しないと、これが私たちなんだという力強さはかっこいい
