毒っけを薄くして見やすくなった?エクソシストなのか。
"エクソシスト"シリーズの一応の最新作が公開、フリードキン版を最近見たのでなんとなく見に行ってみた。
まずオープニング、一作目のオマージュなのかアメリカ以外の発展途上国のシークエンスからスタート。キャラの深掘り的な背景ストーリーをしっかり描いてたのはまあまあ好感が持てる。
そして本編は何年か後のアメリカへ移動、森で失踪した二人の少女が悪魔に憑かれてしまう。まさかの悪魔憑きが二人というエグさよ、いやーな雰囲気がゴリゴリの中一作目と同じく医療施設に入れられる少女と自宅軟禁される少女のクロスカッティングで話は進んでいく。
しかしなんか今回エクソシストたちの出番少なすぎというか、彼らに頼らず除霊しちゃうような展開には流石に疑問を持ってしまう。タイトル負けしちゃうし、やっぱファンはエクソシストが除霊するのを見たいんじゃないだろうか。感情移入しやすく信じることを勧めてくる感じは現代的ではあるけどシリーズの趣旨からズレてるんじゃ…
まあ異様な空気感にはなかなかヒリヒリさせられたけど。
