ツクヨミ

X-MEN:フューチャー&パストのツクヨミのレビュー・感想・評価

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)
2.3
過去と未来が交錯するワクワク案件なお祭りX-MEN。
そろそろ新作が公開なので復習がてらこちらも見直してみた。
まず本作は"ファーストジェネレーション"と"ファイナルディシジョン"の未来が交錯するタイムスリップお祭り映画だ。未来で危機に瀕したミュータントたちが過去で起こった原因を止めるために奔走するある意味MCUで言うならば"エンドゲーム"的プロットではある。
なので過去と未来のキャラクターたちが交錯するワクワク感マシマシかと思えば、実は過去に行けるのがヒーリングファクター持ちのウルヴァリンだけという設定が意外にミソ。クロスカッティングでの緊迫な話運びとかがスリリングではあるんだが、やや地味めいた雰囲気が存在するのも否めない。一作目から"ファイナルディシジョン"もそうだが決定的なヴィランが存在しないモヤモヤ感も微妙な要因かも。
だがしかしクイックシルバーの初登場などワクワクする要素は一応しっかりあるため要所要所は楽しめる作品ではある、そこはなんかやはり"ファーストジェネレーション"から脚本続投してるマシューヴォーンとジェーンゴールドマンの力なのかなと感じたり。まあ好きなところはあるけど全体的には微妙な位置付けですな。
ツクヨミ

ツクヨミ