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悪は存在しないのこんにちはのネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

2024年 25本目

「考えさせられた」で片付けたらダメな気がする。最後の高橋の殺人未遂?や花を運ぶ声のことなどをエンドロール中に考えたかったのにあんなに短いのが少し苦しかった。「今お前が思いついた、それが答えだ」と言われているような感覚だった。 そうなると俺の答えは やっぱ悪は存在するんじゃないか に至る。
悪は存在するのか否かよりそもそもの 悪 とはなんだろうとも考える。 誰かや何かのための行いなら悪じゃないのか。逆に自己満足の行為は必ずしも悪なのか。

見て2日経った今ですら考えがまとまらない。これもある意味答えであると思う。

今大学で地域経済に関する授業を取っていて、そもそも地域の人は活性化を望んでいるのか、この村が死ぬ時に死ねたら本望だと言う意見もあるなどといったことを習いこの映画と密接に繋がる部分があって面白いなと感じた。

あそこでのんびり暮らすのが天井というかそれでいいんだと思う。が本当にそうなのかは誰にも分からない。 大発明は起こってしばらくしてからじゃないと大発明として認められない。
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