まあ嫌いじゃないけど総合的な満足度はあまり高くなかった
主人公エンツォの感情が読み取り切れないままなんとなく進んでいってしまってた、感情の起伏が激しくないタイプなんだろうけど、愛人との生活も全然幸せそうじゃないし、でも愛人とはいえ10年も一緒にいればラブラブってよりかはそんなものなのかな?とか
レースシーンは観ていて楽しかったしイタリアの風景と魅せる感じはすごく良かったからこそCGのクオリティはもう少しどうにかしてほしかった
最後まで観て、結局いちばん面白いシーンは冒頭のエンツォに銃を向けたラウラだった
その後のマンマの「ラウラに銃を渡すのはドイツに銃を渡すより危ない」みたいなセリフが、それをイタリア人が言ってるというのもダークすぎて笑っちゃった
ラウラがフェラーリじゃなくてアルファロメオに乗ってたのが気になって調べたら、エンツォはアルファロメオでレーサーをしていて、その後もアルファロメオと仕事をしていたらしい
ちょうど愛人に出会うのもアルファロメオからの独立と時期が重なるし、ラウラの『アルファロメオにいた頃のエンツォが恋しい』っていうメッセージだったのかな?