オンライン試写にて鑑賞
記憶に翻弄され孤独を抱えた男女が優しく寄り添い合う愛をハートウォーミングに、心の傷と向き合う人々の姿を痛烈に描いた作品。「ニューオーダー」の監督なんですね。
こういった問題を扱う作品を観ている時は、女として怖くなる、ふと誰かが無神経に茶化すのではないかと、肌がざわつく。
ジェシカチャスティンの心の傷と向き合う演技が素晴らしかった(シルヴィアが抱えるような出来事は残念ながら、珍しい事ではないのだよね)。
シルヴィアと記憶障害のあるソールの2人はかなり長年錯乱してきた経緯があるように思えて、すごくつらいのがわかって苦しかった。
言葉もなく引き寄せられてくっつき合うラブシーンって本当に素敵。