数十匹の犬を従えた男、ドッグマンと呼ばれた彼の半生を描く。
過去回想型の映画ないし回想がある映画って、ある程度主人公への興味、共感、尊敬、不快感を抱いた上で実はこういう過去を持った人物ですよというのが分かって初めて物語に入り込めるものだと考えているので、終始それで描き切ってしまうのは単調に感じてしまった。
とはいえドッグマンが持っている義賊としての美学、ハンディキャップを抱えながら唯一の救いだった犬と生きていく姿、主演はケイレブ以外に考えられない見事なキャスティングが良かった。
パルムドックはどの犬に?