リュックベンソン監督作。
というよりもケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演作品。
ケイレブさんは少し前に「ゴーストワールド」を見返した事もあり、ポスト"スティーブブシェミ"的な、出ているだけでマストウォッチになり得る可能性のある役者だと思います。
しかしリュックベンソンって、もはや半笑いで語られる事になっている現状で躊躇していましたが、時間とタイミングがあったので鑑賞してきました。
クライムサスペンスと思いきや、めちゃくちゃ「ジョーカー」的な作品でビックリしました。
ですが、主演の好演と良い意味でシリアスになりすぎないような演出が軽い作品として観ることが出来ているおかげで、誰もが思うであろう「ワンちゃん有能すぎっ!」問題もそこまで気にならず、飽きなく観る事が出来ました。
ヨーロッパコープって「TAXI」とか「トランスポーター」とか気軽に堪能できるジャンル作品を2000年前半作っていたのですが、またこーいう作品を気負うことなく、沢山作る事が出来れば良いですね〜と思える作品でした。