泥棒の大仕事は楽しんでやらなきゃダメ!っと、映画にはいつも言われている気がします。
オーシャンズ・シリーズ、チャーリーズ・エンジェルシリーズ、ルパン三世シリーズもそうですけれど、特にチーム戦になると皆んな仲良くわきアイアイ!とやらないといけないよ!ってダチョウ倶楽部?に言われている感じがしてしまいます。
本作はイギリスの泥棒チームがイタリアのトリノに乗り込んで大金強奪の大仕事にあたる物語。
仕掛けも大きくて見映えが良いし、リーダーのマイケル・ケインも盗人として外連味がない所がルパンのようでもある。
なんといっても英国のアイコンのミニクーパー3台が小気味良くイタリア警察の追跡をかわして疾走するシーンは気持ちが良い。
果たしてサッカーの母国イングランドのワントップ・ツウシャドウ?がアズーリのカテナチオを破れるか?
エンディングが予想を超えていてイカしてます。こういう英国風ユーモアが全編を包んでいていかにも彼の国の作品らしいです。