オカルトのぐるてんのネタバレレビュー・内容・結末

相変わらず面白いなー！

ホラーなんだけど、タイトル通りオカルティックなお話。そして電波寄り。

江野くんと爆弾を作るの時に白い粉が散乱するんだけど、このシーンが面白い！
面白いだけに「このシーンは要るのか？」と思ったがアレがあるからモキュメンタリーにリアリティが生まれる。どんなにヤバい事をしていても面白い事は起こる。そのリアリティに引き込まれる。そして面白い。逆にモキュメンタリー以外では不要な演出。

そして江野くんのキャラクター。皮肉を吐き、相手より上位に立とうとするやつ。そして、自分が奢ると言って焼肉屋へ行ったのに肉を焼かない。
自分も麺のグラムを見ながらカップ麺を選んだ事があるので無駄に刺さってしまった。
ここまでのキャラクター形成をする白石監督は人間観察の鬼なのではないかと思ってしまう。

様々なモキュメンタリーのテクニックを地盤にして、息をつかせぬ展開を見せる。面白くないはずがない。