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「オカルト」に投稿された感想・評価

アニー

アニーの感想・評価

4.0
事件が繋がって、判明して、進行していくのすごくいい。

白石さんの作品めちゃ好き。
ポイント・オブ・ビューで進行していくホラー映画。ブレアウィッチとかRECとかと比べると流石に映像や合成面では見劣り部分があるものの、それでもそれなりに楽しめたし最後は妙な感動に包まれるという不思議なJホラー映画ですw

「オカルト」と言うタイトルなのでそういう要素てんこ盛りの映画なのかと思いきや、あくまでオカルト要素は映画のバックボーンとしてあるのみで、メインとなるのは映画序盤で語られる無差別殺人事件の生き残りとしてインタビューを受ける「江野」という名のオッサン絡み。この「江野くん」という名のうだつの上がらない派遣労働者のオッサンの奇行を楽しめるかどうかが、この映画のキモになります。

この「江野くん」なる人物、最初は普通の人に見えて、しかし密着取材の中で次第に見えてくるずうずうしさやデリカシーのなさ(もらいタバコ何回やるねんw)や、仕事のミスを指摘されて逆ギレしてしまう情けなさや、自分を差し置いて「世の中頭のおかしな奴が多すぎるわ」と平気で発言できてしまう「俺は悪くない、環境が悪い」を地で行くような、もうリアルにいそうなクソクソ駄目人間っぷりを笑って鑑賞できるかどうかでしょうねー。こういうタイプの人間にガチで苛立ってしょうがない人にはおススメできませんが、そうでない人は楽しめると思います。そういう意味では過激右翼思想者・奥崎謙三を主演に据えて、そのハチャメチャな奇人変人っぷりで場を持たせているドキュメンタリ映画「ゆきゆきて、神軍」に似ているのかもしれません。

終盤、やっていることはもうただの自意識過剰な選民思想の過ぎる孤独な中年オヤジの大暴走でしかないのですが、妙にジーンとくるというかw こういう映画で感動しちゃっていいのかな?と疑念に思いつつ、なんかやっぱり観てると「江野くん」がだんだんと憎めないオッサンとして映ってくるので、そういう風に見せてしまうところに監督の腕が現れているんじゃないでしょうか。ちょっと残念な合成美術の数々や「もうちょっと時代感出せよ」と言いたくなる神代文字の美術に関しては、まぁそれはそういうものとして飲み込むのがベストなんでしょう。

「悪意の伝播」「使命を継承する」という要素。それらの要素を受け継いだ人物を描いた映画であることから、かのサイコサスペンスの傑作映画「CURE」の影響を受けているのは間違いないかと。黒沢清が特別出演しているのもそういうことなんでしょう。彼の演技がめちゃくちゃ自然で何気に出演者の中では一番上手かった。さすがですね。

あと、最後の焼き肉屋のシーンの「バイオ鶏サワー」なる飲み物が気になる。ぜったいまずそう。
怖いかというと、怖くない。ホラーよりミステリー色が強いかな。
とにかく不気味さの表現をBGMに頼り過ぎてるのか気になる。なにかというと不穏な音楽が流れる。

言っちゃなんだが演技が上手ではないのでモキュメンタリーにしちゃ作り物感が大きい。食人族やブレア・ウィッチ・プロジェクト的なリアルさを狙ってないだろうから別に良いんだろうけど、かなりチープ感が漂う。

このレビューはネタバレを含みます

ホラー、オカルト、モキュメンタリー、POV。白石晃士監督作品。

監督の作品の中でもやや癖が強く初心者の方には若干楽しみ辛い作りで、途中であらすじや残り時間を確認したりした。
理由は彩のないおっさんの生活の映像ばかりだからだ。
だがエンタメ性がない映画という訳ではない。得体の知れない何かに巻き込まれながらも、おっさん2人が青春か友情映画の様に過ごした日々の行動が言葉が、後にとてつもない結果を生む。

作中で流れる音楽はとても不可思議で特徴的。不安になりそうだが、魅力的にも感じる。

オチは人によって違う反応をしてるらしい。私の2回目の視聴時は、思わず吹き出した。
ヤバい男に寄り添ったドキュメンタリー風で、江野(宇野)くんの佇まいや当時の東京の町がそのまま撮影されてるのも相まってすごい独特で生生しくて良かった
モキュメンタリーであると分かっていながら、不意にリアルだと感じてしまう瞬間があった。
あの日渋谷にいなくて良かったなぁと思った。

非現実的なものを目の当たりにした後、それに対して気持ち的変化、興味の進みが面白い、
“こんなのないだろ”っていう気持ちがいつの間にかに“信仰”に変わっていく感覚が面白かった。
渋谷大爆発!!!

●良かったところ

モキュメンタリー手法
演出
映像
先の読めない展開
キャラクター
ラスト

●気になったところ

なし

●まとめ

白石晃士監督の傑作。リアリティとシュールさ、そして圧倒的狂気、さまざまな要素が絡み合い、誰にも真似できない白石ワールドがここに爆誕! 狂気と笑いしかない世界が展開されている。渋谷爆発の迫力も凄い。こんな映画、世界で撮れるのはこの監督だけだろう。あの映像のチープさと気持ち悪さたるや。この変態! とみなさんで監督を罵ってやりましょう! この変態!
カロリー高 終わり方やばー
この人の作品CGが胡散臭すぎていつも笑ってしまうけどそこも良い
おじさん2人の友情にクジラックスの漫画を思い出してしまった
山登ってるときの音楽がかっこよかった
よかったー
うえお

うえおの感想・評価

4.1
こんなしけた顔したフリーターに感性が低そうとか煽られたらぶち殺すわ。
そう思ったけど百均で真剣に食料調達してネカフェ暮らしなん見たら、その程度の優越感には浸らせてあげようと思った。
派遣リーダーのイキリ具合も見所。
素晴らしい。
Jun

Junの感想・評価

3.0
こんな作品よく作れるなぁー思いつくなぁー
そんな狂うちょる人になりたい
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