このレビューはネタバレを含みます
計画実行まで何日、とかっていうのは単純にワクワクするし結末も良かった。
見ていると、江野の言っていることがすごく信憑性が高いように感じてきて、白石くんが江野に賛同する気持ちになるのもわかるような気がした。
そしてこの構造こそがオカルトの極意であるような気がして、その感じを作れているからこそリアルさと緊張感と怖さが出たのだと思う。
白石くんが最後まで明日でもいいんじゃない?とか、ほんとにやるの?とか言ってたのもリアルで、
視聴者の気持ちを代弁してくれているような気がした。
低予算だと思うし設定もシンプルなのに、見せる順番と緊張感でどんどん引き込まれる作りになっていたと思う。
最後の江野の地獄の映像もチープだけど印象に残る画面になっていて、全編にわたってセンスを感じる作品だった。