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ある閉ざされた雪の山荘でのひとでのレビュー・感想・評価

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.3
劇団の最終オーディションとして、貸別荘に集められた7人の役者たち。
雪に閉ざされた山荘という設定が課されていることで、心理的な密室状態になっているうえに、アガサ・クリスティの小説「そして誰もいなくなった」が置いてある。
そして小説の如く翌朝から一人、また一人と姿を消していく…という、ミステリー感たっぷりなんですが、オーディションの指示などがまるでTVで見かける推理ゲームのようで、雰囲気が軽いんですよね。
動機がわかってもそこだけ別の話のようで、混ざり合わないまま終幕を迎えた感じがしました。
推理とは関係ない遊びのシーンが面白かったです。
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