このレビューはネタバレを含みます
⚠️かなり辛辣なレヴューです
やりすぎです。
LGBTQの人が不幸になるストーリーはもういいや。見たくない。これって『アメリカン・フィクション』で言ってた典型的な黒人の描き方問題と同じじゃね?
「かわいそうでしょ」バイアスがかかりすぎ。
「DV」も「ネグレクト」も「ヤングケアラー」も「LGBTQ」も、泣ける映画のためのスパイスじゃないんだよ。
アンさんの部屋に入ってきたあたりから見てるのが嫌になってきて、「やっぱり殺すんだ」ってところで劇場出ようかと思ったけど、あと少しだから我慢して最後まで見た。
やりすぎだって。
最後にクジラが現れるのも、「お話し」を更に「作り物」にしたみたいで、やりすぎのトドメみたいだった。
でも、これは「物語」の話し。映画の完成度は高いよ。
杉咲花の迫真の演技は『市子』に引き続きすごいし(でも最近、悲惨な役ばっかりだなぁ)、
志尊淳は、いい役者になったなぁって、感心した。
だから、評価はある程度高くしてるけど、全然好きな映画じゃない。