YasuhitoArai

ソドムとゴモラのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

ソドムとゴモラ(1961年製作の映画)
3.8
ロバート・アルドリッチ監督作品。
旧約聖書に記載がある、堕落していた都市ソドムとゴモラが滅びるまでの話。

フィルマークス上には、監督欄にロバート・アルドリッチとセルジオ・レオーネという二大ビッグネームがあるけど、セルジオ・レオーネはノンクレジットで第二班監督を勤めているだけ。

エホバの民の先導者ロトが主人公の映画。女性に美人が多い。堕落した都市ということもあって、この時代の映画にしては肌の露出多め。そして奴隷への酷い仕打ちが描かれる。
アヌーク・エーメが女帝感出ていた。

騎馬民族との防衛戦が見所。人の数とセットに金がかかっているなって感じた。
ロングショットとディティール・ショットを刻んで映す走る騎馬戦士達の姿はテンションが上がる。そしてダム決壊で水が流れて、馬が水に浸かりきっている画が見慣れたものでなくてすごかった。

最後の都市崩壊シーンは、これでもかと建物が崩れて人が下敷きになっていく。
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