このレビューはネタバレを含みます
例えば本作が烏野vs音駒、もっと言えばハイキューの映画じゃなかったとしても同じ評点をつけてると思う。
テレビで見るバレーは勿論定点のみだが、本作はコート全体を360度旋回させながら見せるので臨場感がハンパなかった。
1プレイをノーカットで見せるのも実際の試合体験にかなり近く、アニメとは完全に差別化できていたのも素晴らしい。
特筆したいのが選手一人称の視点を何度も多用している点。疲労を加味した息遣いの表現等も盛り込まれてたので、視覚聴覚を通して選手の追体験をしているようでかなり没入できた。
腐女子をメインターゲットに据えた映画だろうと期待してなかったけど、バレーのアニメーション映画として真っ当に面白かった。