氷雨水葵

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦の氷雨水葵のレビュー・感想・評価

4.5
2024年10本目

今日(2/20)観れたことが本当に嬉しい


※ウルトラ主観&語彙力低めな感想です※


◆あらすじ
春の高校バレー3回戦、烏野高校はついに因縁のライバル・音駒高校と対戦することに。

烏野VS音駒、通称’’ゴミ捨て場の決戦’’だ。

’’もう一回がない試合’’がついにはじまる―――。

◆感想
初日に観れなかったものの、この日に映画館に行けたことが個人的にはとても嬉しいです。なぜなら、2月20日は我らが黒尾鉄朗の声を担当している中村悠一さんの誕生日だから。おめでとうゆうきゃん、これからも応援しています。

さて、当の本編の感想はというと最高に熱い試合だった!!!とにかく研磨が主役の映画だったよ!!!個人的にはザファほど盛り上がらなかったものの(とはいえ激アツだよ)、選手の汗・床にボールが打ち付ける音・シューズの音・ネットをかすめる音、そして一瞬無音になる演出の数々にドキドキが止まりませんでした。もう一回がない試合だけに、一点の重みを感じる攻防戦はアツいの一言。攻撃的な烏野と守備的な音駒だからこそ見れた、一瞬の隙も命取りになるそんな試合だった印象です。試合が見どころのひとつではあるけど、キャラクターたちのドラマも見てほしいところ。とくに、黒尾と研磨の幼少期のエピソードが描かれ、その関係性が音駒を支えていると思うと涙が止まらない。私は、試合後の研磨の言葉にうるっとする黒尾に号泣しました…(涙)ああほんと黒尾さん好きだぁぁ…感想書きながら思い出してもう無理ィィ…。夜久さんの言葉に泣きそうになっている黒尾&海の3年生トリオもよくて、この3人あっての音駒なんだなぁとしみじみ。そして、本作の主役は誰がなんと言おうと狐爪研磨!!!普段の内気な性格からは想像もできないくらい、今回はとくに熱い男に見えたぞ私には。ただ、ライバル心・・・があるのかはわからんが、日向に対して容赦ないゲームメイクする姿はちょっと怖いものがあったな・・・。梶くんの高め&柔らかい声とは裏腹に、ニヤッと笑う姿は不気味(失礼)で、でも余裕のある感じも伝わってきて、しまいには「楽しい」と言い出すんだから、こちとら感情が追い付かないよ研磨。公式の舞台で戦うことがなかっただけに、本当に手に汗握る試合だったな・・・うううえええんん(号泣)

あああ中村悠一!!!黒尾くんの声を担当してくれてありがとうございます(スライディング土下座)。やっぱり中村悠一が演じるキャラはこうでないと!SEEDみたいな雑魚キャラ(ごめんなさい)じゃなくて、黒尾くんを含め五条先生やロイエンタール提督みたいな、冷静&飄々かつ胸の内に熱いものを秘めている男。主将らしくチームを引っ張っている姿が最高にかっこよくて、謎に筋トレを例えにしたときは笑っちゃったけど、ミドルブロッカー&策略家としてプレーしているのがとにかく良いッッ!!月島をずっと煽り散らかしているのも好きだよ(笑)ブロッカー対決よかった👍黒尾くんファンはぜひ観てほしい。(言わなくても観るだろうけど)

にしても、日向も影山も相変わらずかっこよかったなぁ。疾走感あるというか、オープンになってアタック打つ瞬間や、横に飛びながらのアタック&変人速攻はほんとうに迫力あって、正直「劇場版やるほどか?」と思っていたけど大きなスクリーンで観るのやっぱり最高。スポーツ漫画だけに、会場で応援している気分になれるし熱気が伝わってくる感じが良い。

SPYAIR、主題歌担当ありがとうございます!テレビシリーズでOP・ED担当していたから、本作でも期待していたけど『オレンジ』めっちゃいい曲だった。オレンジのような苦くも爽やかな青春の情景がありつつ、聴いているとキャラクターたちの夢・目標みたいなことも歌われていてじんわりきますね。「すべり出す汗と響いた声 叩き合えた肩 笑いあって 泣いて」「もう一回のない。そんな瞬間がずっと繋がってくように」の歌詞が好き。

Happy Birthday♥中村悠一
February 20th,2024
氷雨水葵

氷雨水葵