しろ

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のしろのレビュー・感想・評価

5.0
ちゃんとしんどくて、ちゃんと苦しくて、ちゃんと悲しくて、ちゃんと寂しくて、ちゃんと嬉しくて、ちゃんとたのしい映画。
一緒に戦っているような没入感と、彼らの青春を見守らせてもらえているような第三の視点の両方があって、そのどちらでも胸がぎゅっとするような感情の動きみたいなものがあって、息が止まってしまう瞬間が何度もあった。

研磨くんや赤葦さんに憧れて始めたバレーだったはずなのに、気付いたら彼らが年下になっていて、もう何年も前に引退したのに今更またバレーがしたくなった。

心の中で「ワンチ!」とか「チャンボ!」とか言っちゃうし、全く動いてないはずなのにしっかりしんどいし、泣いちゃったし。

84分の中に彼らの青春全てが詰まっていて、「勝利」だけじゃなくて「敗北」にも意味があって。
素晴らしい試合を本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。
しろ

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