キタ、辿り着いた、“ゴミ捨て場の決戦”。
約2〜3週間でTVアニメと劇場総集編の息つく間もない“シンクロ攻撃”を経て、この決戦の地へ。
宮城県代表、烏野高校。“烏”。
vs
東京都代表、音駒高校。“猫”。
この“烏”と“猫”が戦う“ゴミ捨て場の決戦”。
この短期間で最初からここまで行き着いたから温度感を最高潮で最大瞬間風速状態で観れたことを嬉しく思う。
最初の練習試合から、関東遠征でも、練習の場で鎬を削り合い、高め合ってきたこの2校。
ついに公式の春高の全国大会の場で、お互いにとって負けられない戦いが始まる。
TVシーズン3が10話で白鳥沢との戦いほぼ1試合だったが、本作もこの烏野と音駒の1試合形式。
これが、、、これがまたエモい。
ここまでのTVのエピソードを回想に使ったりしながらここまでの足跡をちょこちょこ差し込む演出。
ちょっと前に観たばかりだからエモ過ぎてこちとらずっと感極まる状態。
そして、劇場版だからTVアニメにはない少しリッチな作画が多くて没入感も凄い。
それを映画館で観るから本当にバレーボールの試合を観にきたみたいな、シーンによってはコートの中にいるような、いや、誰かになっているような。
この熱意と作画でグイグイ引き込まれる。映画館で観て良かった。何度も立ち上がりそうになる。
もちろん主人公は日向や影山、月島らの烏野高校だが、その視点、、、音駒。狐爪研磨と黒尾。
この2人の視点やエピソードが多分に描かれていて、“ゴミ捨て場”の2校がどちらに偏ることなく均等になっていてる。
だから、どちらが優勢でも劣勢でも、どちらのチャンスもピンチも、本当にバレーボールの試合を観ている感覚。本当にアガる。
TVアニメや劇場版総集編を矢継ぎ早に観てきてここまで辿り着いたこと自体がやや感無量状態で、このハイテンポで吸収したことで、ホットでリアルな地続きな温度で観れたことが本当に良かった。
鵜養のじいちゃんにも泣かされるし、コート上も応援席も、TV越しに観ている戦友たちも、この雌雄を決する戦いに固唾を飲んで見守る姿。
“もう1回がない試合”。
試合も両校、まさに、総力戦。出し惜しみなし。
毎試合ごとに成長を遂げる烏野高校だが、それは音駒高校も同じ。
研磨の“たのしぃなぁぁ”は黒尾と一緒に本当に胸が打たれる。
この結末は最後までどうなるのか分からず、最後がそれ、という点すらエモい。
ここまで観てきた全部が押し寄せてきてしまって何を書いて良いか分からないぐらい色々あって面白かった、『ハイキュー‼︎』、最高。
個人的には潔子さんが少なかったなぁ。
田中さん、月島推しだが、烏野メンバー、みんなカッコ良くて、見せ場があって、最後まで諦めない姿に勇気をもらえた、ありがとう。
この先も楽しみにしておく。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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