このレビューはネタバレを含みます
あまりにも悲劇的。
こんなにも不幸が続くものなのか…。
とにかく兄弟愛に胸打たれる。競争社会の中でお互いを思いやり、素直に褒め称える、絵に描いたような素晴らしい兄弟であったが、それが崩壊していく様は虚無感に苛まれる。
果たして彼らは「呪われた一族」から〝解放〟されたのか。そしてあれが一番正しい選択であったのか。
物語が進むに連れ、ボディブローを食らうように徐々に苦しみが蓄積されていく。そんな映画だった。
ザック・エフロンの肉体は、異次元の域に入った。本当に素晴らしい。