兄弟の絆
一族の呪い
いやぁこれまた凄いパワーの作品を食らったわ。
日曜日に開催🏮ひとりA24祭🏮
の1本目。
必殺アイアンクローを食らいまくって後半涙が止まらんかったよ。
プロレス一家フォン・エリック家の数奇な人生を描いた作品。
精神を削られる不幸の連続。
だけどグイグイ気持ちを引っ張られて画面から目が離せない。
観ていると自分の家族のように感じちゃって何とかならんかなぁと本気で悩み、気づいたらこの一家の一員のつもりで喜んだり泣いたりしてた。
多分映画内にも描かれていない苦労や葛藤、そしてプレッシャーすら感じる息子4人の素晴らしい演技があったからだろうな。
そんな辛い話の中でも兄弟の絆が胸熱。
ケビンの結婚式のシーンは最高だったし、弟たちを思うケビンの行動や言葉は観ていて泣かずにはいられないです。
実話をベースに作られた作品ですが解説を読むと実は六男もいたけど彼も拳銃自殺しているとの事。
これをきっかけに父フリッツは希望を失いプロレスから完全に身を引き、奥さんからも離婚を切り出され晩年は孤独に暮らしていたそうです。
映画ではそこまで描かれていないし、映画以上の衝撃の事実が更にあったことに言葉を失った。
衝撃的な父の発言。
息子に対しどのような思いだったんだろう。
信じられない行動にエンドロール中ずっとその事を考えていた。
