2024年 16本目
プロレスは全く詳しくないし、この映画を見るまではフォン・エリック一家なんて1ミリも聞いたことなかった。映画が始まってすぐ、「うぉ〜、ザック・エフロンの体すげえ〜。仕上げてきたな〜。」なんてことしか考えられず、プロレスシーンもパッパッと進むので、期待していた胸熱は得られなかった。
が、「呪われた一家」と呼ばれる所以となった不幸が続いてからは、肉体美どうこうなんて言ってられない。「まじかこれ…」とただただ唖然とし、文字通り映画みたいなストーリーに驚愕。男兄弟がいない自分であっても、これは流石に同情せざるを得ないし、あまりにも…。
何をこの映画に求めるかに寄ると思うけど、史実として見れば残酷すぎる。映画としての観点でいくと、その演出や見せ方はベタ。良くも悪くも、わかりやすく刺さる。
