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NO選挙,NO LIFEのTAKEZOHのレビュー・感想・評価

NO選挙,NO LIFE(2023年製作の映画)
4.0
『劇場版センキョナンデス』、『シン・ちむどんどん』……そして満を持しての真打登場!!
“選挙亭漫遊”師匠による元祖選挙漫遊という名のクレイジージャーニー!!??
与党、野党推薦、泡沫候補だろうと、“候補者全員に取材できるまで書かない”というフリーランスのライター畠山理仁の自らが課した流儀は、忖度なしの公平無私の取材をするという当たり前のようで当たり前のようにすることは実はとてつもないことだということを教えてくれて、息をするように取材をして童心のように楽しく修羅場を駆ける様は、流石はプチ鹿島、ダークレイダーがお手本とした選挙漫遊の師匠の姿であり正に生きがいを体現するかのようなライフワークであり、タイパ、コスパを無視したその異常さは孤高のプロ意識と人がやらない出来ないことをやることは羨望、尊敬に値するが、その過酷さゆえに常に限界と引退を口にしながらも、候補者の情熱はもちろんのこと候補をあきらめた人への取材は、己への続ける理由とその候補者達の情熱を受けたことによる自らを省みて、その不撓不屈の精神に逆に感化されているように見え、ある候補者の家族、支援者の協力体制と、畠山家の家族の支えと理解に似たようなものを感じた!?
取材する衆議院選挙、沖縄県知事選は、『香川一区』における裏側が見れる『劇場版センキョナンデス』のように、
『劇場版センキョナンデス』、『シン・ちむどんどん』とセットで見ることで、選挙というフェスを楽しむ“ネツゲン選挙漫遊三部作”としても見ることも出来る♪
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