Miri

SaltburnのMiriのレビュー・感想・評価

Saltburn(2023年製作の映画)
3.6
Emerald Fennell脚本・監督、プロダクションLuckyChapでこれは見ないと思っていた作品の一つ。でも公開されてから単純に”ヤバイ作品”というのを小耳に挟んでから心して見ないとと思い、少し時間が経ってしまった。
なかなかこの作品を一言で表すことは難しいと思うのだが、一つ言うとしたら、イギリスの社会における”階級”や”格差”が彼らの生活においてどれほど影響が大きいかを感じた。オリヴァーはフェリックスに対しての愛よりかは、彼らが恩恵に預かっている階級や特権に恋して、愛しているのだろう。また描かれたかとしてはEmerald Fennell脚本・監督ということもあり、最後に怒涛の種明かしという仕掛けは『プロミシング・ヤング・ウーマン』と似ている感じがした。
正直、要所要所の描かれ方はグロいし(直接的ではなく、表現としてグロい)、不気味さが感じられ、好みはすごく分かれるだろうなと思った。
Miri

Miri