梅子

Saltburnの梅子のネタバレレビュー・内容・結末

Saltburn(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

バビロンみたあとだったから逆の展開だ~と思った。
バリー・コーガンくん、ダンケルクのフラフラした走り方で「死にそう…」と思ったし、イニシェリン島でも「棒の先にフックが」の台詞で「死にそう…」と思いながら見てたので、なんていうの?コーガンくんの勝ちならまあいいです。

ここ数年、ナードな奴がヒーローになったり、アメフト部のアホどもよりずっと良い奴、みたいなキャラクターが多かった気がするから、"コミュ障"が普通にヤバい奴という話でガツンと殴られた気分。だってもうパーティーで隣の人が気詰まりしてるのとか、カラオケでいまいち盛り上がらないのとか、覚えがありすぎて自分を重ねてしまう。
ハウスオブグッチみた時も思ったけど、結局ハイソなお金持ちとの関わりってコミュニケーションとか駆け引きの力が結構大事じゃない?だから、城を相続してどうするんだろ。

リプリーっぽいって感想を見てたしかに~と思った。あとリプリーみたときはマッチポイント思い出した。でも主人公の魅力はやっぱリプリーだよね。いい人なんだかヤバい奴なんだか、っていう。
梅子

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