このレビューはネタバレを含みます
「君は僕の”絶対”だから。」
前章を観たその日のうちに劇場で鑑賞。原作は未読。
「世界の終わり」の描き方は原爆を想起させて怖かった……でも、どこか爽快感もある凄い終わり方だった。気になっていた謎も大体回収してくれたし個人的には満足。
原作者監修の映画オリジナルエンディングということだったけど……原作だとどうなっていたんだろう。マジで人類滅亡ENDなのかな。
後章では世界の滅亡の危機に対して主役2人がほとんど蚊帳の外なのも珍しく感じた。彼女が選んだ選択の結果ではあるけれど、独立してしまっている。”絶対”である彼女と笑って生きていけるなら世界なんてどうだっていい。最近こういうセカイ系って全然見かけないかも。自分が知らないだけ?
大葉と小比類巻の出番が増えて、門出とおんたんの友情描写が減っちゃったのは寂しかった。彼女たちの友情描写が好きだから前章の方が個人的には好み。前章がめちゃくちゃ良かったからこそ期待値が高くなりすぎてしまったのもあるのかも。
やっぱりあのちゃんと幾田りらの声はバチバチにハマっていたな……この2人が声を吹き込んでくれて良かった。
原作だとどういうラストを迎えたのか気になるから、読んでみようかな。