このレビューはネタバレを含みます
かもなく不可もなく。
音楽はとても素敵だった。
しかしこの作品とマッチしていたか?と言われるとマッチはしていない。ただその微妙なズレがまたいいのかも。と思ったりもした。それが2人のズレとして表現しているかのようにも想像できたからだ。
山田さんの絶望的な目ですが、『絶望の中を生きてきている人間の目』ではなく、『絶望的な目にみせている』という感じで少し違和感。取ってつけたような感覚がある。ただ、みかと関わっている時にその目をしていないのは、表現の差としては蒼の心情が伝わりやすい。
作品の脚本としては、リアリティを追求すると『?』という箇所は多々あり。
例えばラストシーンなんて、さっきまであんなに人がいて、みかが轢かれそうになった瞬間見ていた人は数名はいたはずなのに、完全にいなくなってたり。。。触れないようにしてるだけかもだが・・私からしたら違和感があった。。。