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ブルーを笑えるその日までのぴのレビュー・感想・評価

ブルーを笑えるその日まで(2022年製作の映画)
3.0
映像全体的に単調だからなのかはわからないが、時々睡魔が襲った。
自分自身は観たくて、観ようという気持ちにあるのに身体は正直だ。
所々抜けている部分があるので、きちんとした感想が言えず申し訳ないが、題材として救われる人は絶対いる。
音楽も映画もそうだが、聞いた瞬間、見た瞬間の自分の環境や状態によって胸の響き方は違うと思う。
失恋した時に、失恋ソングが響くように…

監督の経験や今の社会情勢に動かされて、作られたこの映画は必ず無駄ではないし、上映されてから、もう何日も経っているのに満席に近いのは凄い。

ちょっと気になったのは、キャスト全員が可愛い人を揃いすぎな所ですかね・・・
可愛いけど、美人さんだけど、役や演技で不細工にも綺麗にも可愛くも映る役者が1人でもいたらまた違う共感を得た気もした。

3年もかけて作り上げ、誰も欠けなかったこの組は本当素晴らしいと思った。

追伸
私的に題名のセンスは素敵だと思う。
冒頭にブルーが嫌いな理由を述べていたが
仲間と分け合ったキーホルダーの色が青なのにも意味があって、私的には本当は青が好きなんだと思う。本当は好きな色で、楽しいはずの学校に来ていく制服や、楽しいと思えるはずの青春を、期待を裏切る逆の結果となり、嫌いになったのかなと。好きな色のキーホルダーさえも、隠されボロボロになって返ってくる。
そんな思いでも、いつか笑って好きになれたらいいなという意味が込められているきがする。
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