なんかすごくいい。
仕事をしていれば虚勢を張って立派な自分を装えるけど、地元で家族のもとへ行くとうまく振る舞えない。あるなぁ。あるある。
そんなセロニアス“モンク”エリソンを突然襲う“誰にでも起こり得る不幸”と“幸運な出来事”の数々。それらと“ちょっとした嘘”が混ざり合って同時進行する。
哀しくてつらいこともあれば、楽しくて笑えることもある。そして“ちょっとした嘘”が肥大化する。あれ？なんの話だっけ？ってなる感じが絶妙にイイ。
作中で主人公はフィクションを書いているけど、私達が見せられているこの作品もまたフィクション。
フィクションと言うと現実世界で体験できないような冒険とか事件とかロマンスを想像してしまうけど、この作品で語られるような現実的な苦悩や喜びもまたフィクションたりうる。
フィクションとノンフィクションは対ではなく、隣に並んでいるものなんだね。
アマプラさん、字幕の誤字が気になりすぎるよ。
機種のせいかもしれないけど、"←が全部?になるのつらい。
