売れない作家で黒人文学博士のモンク。
家族それぞれになかなかの難ありで疎遠になっていたが、久しぶりの帰省の際に姉が亡くなり、母がアルツハイマーと診断される。
母の介護するにも経済的に厳しく、ゲイの兄は協力的では無い。そんな折、偽名を使って書き下ろしたThe黒人が主人公の物語がバズってしまう。
世間の盛り上がりとは裏腹に、モンクの胸中は複雑だった。
題名を変えたかったのも、あの作品が独り歩きしてるのが不本意だったからなのに。
時にコミカルに皮肉を交えながら、人種差別というセンシティブな内容を描いている。
ラジオでテレビプロデューサーの佐久間さんが面白い!と言っていたので鑑賞した次第。
2024.03.16