ちくわ

アメリカン・フィクションのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ここまでゴリゴリに人種差別問題をテーマにした作品だと、日本人としては大笑いまではいかないなあ。
アメリカ人だったらもっと楽しかったのかな。
知的な『ゲット・アウト』みたいな感じ?←違うかww
言い換えれば、少し気取った作りに感じた。

黒人を自虐的に描く事で、白人を知識人のフリしたバカ、とディスってるように感じてそこは面白かった。

母親の認知症やら兄(ジェフリー・ライトの方が絶対兄に見えたけど、もしかしてあのヘンテコ字幕な上に誤訳?w)の問題やら、あんなに家族の問題まで散りばめる必要はあったのかなあ。
恋愛も特に話、広がってないしいらなくね?
だからか、なんかテーマがとっ散らかった印象なのよね。
人種差別に絞って、本を書き上げるまでや内容にもう少し焦点当ててくれてもよかったのに。

ラストもあんまり好きじゃないなー、いきなり安っぽい映画になった感がある。
これが賞レースにのること自体がまた皮肉w
まあ、これは取れないだろうなぁ。
ちくわ

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