このレビューはネタバレを含みます
正義と平和を高らかに叫びながら、実は戦争大好きアメリカのその姿を伝えようとした、記者たち。
もちろん、いち新聞社が戦争を止める事は出来ないだろう、けれど彼らの行いは決して無駄ではなかった。
彼らのお陰で、読者たちは「疑う」ことを知ったから。
って、誰が悪で誰が善であるかを、こんな風にサクッと上手くまとめられた作品を見れば素直にこう感じるけども、自分が実際のいち読者だったら扇動されまくりなのは間違いないだろうな。
もう自分の目で見たものしか信じられないし、もう嘘を報じた新聞社の記事は信じられなくなるだろうし。
諸悪の根源は、アルカイダなのかブッシュなのか、にわとりたまごでもう何が悪なのかわからない。