このレビューはネタバレを含みます
@ Genesis
アンドリュー・ヘイはいつも孤独への解像度が高い。(だから好き)
Adamの両親との邂逅が現実かどうかはどうでもよく、彼が人を愛するために必要なプロセスが、自分が愛されてたことを知ること・自分の弱さを許すことやったわけで、そのためには孤独と弱さの原因でもあった両親との対話が必要やったんやろうな。
そして自分の孤独を受け入れて初めて人の孤独に気付くことができたのにな。一晩経ってみてもあまりにも切ないラストやった。
時代が変わったからとはいえ当事者の記憶とそこから生まれる孤独感がなくなるわけではない、という事実が私には重い。