暴力まみれの分かりやすい展開のある作品だった。日本らしさ強調のために武器に刀が出てきたのかな。急にぶん回してきたけど、刀とナックルとの攻防に、あーこの一瞬を見せたかったのかなぁと思った。銃ぶっぱなした方が早そうだったけども。
失踪した妹柚希を救うために、ボクシンググローブをナックルに変えて、戦う決意をした蘭。その為の修行は、場所が自動車修理工場だったからか、とても原始的だった気がする。瞬が勝つコツとか色々アドバイスしてくれて、決戦時もセコンドとしていてくれてたけど、でも果たしてそれは役立ってたのかはちょっとよく分からなかったな。何せ蘭の気が急いてるのが見え見えで、劣勢だったからなぁ。
ハッカーの成瀬が、腕っぷしも強かったのは意外だった！ちゃんと戦えるなんて。ハッカーとしても戦略家としても優秀だなんて、素晴らし過ぎる。
犯罪組織の人間である二階堂は、それなりにイカれてたけど、観客たちの方がイカれてる感じがしたかな。だからもっと振り切り感というか、いっちゃってる感が欲しかったなと思った。ダークサイドらしく、もっと闇墜ち感が欲しかったかも。
#お家映画_20
