うえの

エイリアン3のうえののレビュー・感想・評価

エイリアン3(1992年製作の映画)
2.7
諸悪の根源エイリアンクイーンを撃退し、宇宙船で母星への帰路に着いていたリプリー一行を謎の事故が襲う。
不時着した惑星にて三度エイリアンと戦うことになったリプリーを描いたシリーズ第3作目。

およそ今作を観るにあたって多くの方が注目する点が監督が当時デビュー作品であったかのデビッドフィンチャーが務めていること。
かつ後に「セブン」「ファイトクラブ」などの傑作を生み出した彼がこんなにも評判の悪い作品を生み出していたのかということではないかと思う笑。

今作の製作が揉めに揉めたようでシガニーウィーバーが監督の方がエイリアンだと罵ったり、訴訟問題に発展しかねたりと現代の巨匠の1人のデビューは全く華々しくなかった模様笑。
暗いストーリー展開は別に嫌いじゃなかったけど何より酷いなと思ったのが前作からの繋がりを一切排除した冒頭の件笑。
実はエイリアンが生きてた〜宇宙船乗ってた〜パターンは見飽きた上にピンチを乗り切り親子のような関係になれたリプリーとニュートの絡みも一切無しにニュート共々ヒックスピショップらを殺す鬼の演出笑。
多分今まで観た中でひでぇなこの映画って感想が最速で出た作品だと思う笑。

当初からあった考えなのかわからないけどリプリーにエイリアン寄生する話は蛇足だった気がするなぁ。
溶鉱炉に落ちてエイリアンと自殺エンドなのに続編があるってのもなんだかなぁって感じ笑。

当時流行りたてだったのか微妙なクオリティのCGでぬるぬる動くエイリアンとチェストバスターに寄生されたイッヌが中々グロかった点はちょっと良かった笑。
イッヌは遊星からの物体X感があってオマージュかなと思った。
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