毎日カップめん

ザ・カンファレンスの毎日カップめんのレビュー・感想・評価

ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)
3.2
● 良作スラッシャー・コメディ

※ネタバレを含みます。

「なるほど、こういう手があったか!」

そう思わせてくれるほど、特異な状況設定が、
面白味となっているスラッシャー映画。

スウェーデンという舞台設定も、説得力に寄与していて良い。

皆を〇して回る猟奇〇人鬼の動機もしっかり描かれているが、
同時に顔は最後まで出さないという通な描き方も良い。

そして「社会に対する風刺」も忘れていない。

映画の最後に生き残るのが、

「怠け者と、皮肉屋と、告発者と、ストレス病患者」であることは、

拝金主義への批判的ジョークとも取れる。
(環境活動家や、意識高い系が助からないのは皮肉的)

実に、良作である。