【精神を削ってでも…】
※fans voice様のオンライン試写会にて鑑賞
昨年公開された、"アレックス・ガーランド監督作「シビル・ウォー」"
その主人公であるキルスティン・ダンスト演じるリー・スミスのモデルとなったのは、この"リー・ミラー(1907〜1977)"という女性である。
元々は英版「VORGE」などで活躍したモデルであったが、マン・レイ(1890〜1976)に師事されたのちに写真家に転身したのち、やがて"従軍カメラマン"となる。
さて、本作を試写で鑑賞したのだが、改めて"輝きと壮絶さ"…両方を兼ね備えた女性だったんだなと感じた。"男性社会からの抑圧"に負けず、そこに飛び込んで戦場でカメラを握り続ける姿に感銘を受けたが、その分、受けた"心の傷"も半端なかったんだなと感じた。
まるで一種のドキュメントを見てるような感覚だったが、やはりこれはリーを演じる為に8年も研究を費やした"ケイト・ウィンスレット"の努力の賜物だった。アイドル的な役が多かった彼女が演じた、闘う女性…その演技はまさに気迫あふれており、自然と見入ってしまった。何よりあの有名な"ヒトラーの浴槽"のシーン…ほんと再現度が高い。
「シビル・ウォー」に衝撃を覚えた人はもちろん、彼女の事を少しでも知っている方もハマる事間違いなし。徹底的なケイトの役作りが、功を奏した結果だなと感じた