2024年、ありがとうございました。
2024年映画/ドラマベスト10はXにポストしてるので見つけてみてください。
自分のレビューを読んでその映画を観たいと少しでも思ってくれてはる人が1人でもいれば幸いです。
2025年も映画とドラマで溢れたいです。
一年の最後にふさわしい映画なんじゃないかと思います。話題になりすぎてたから無理矢理観たけど、だいぶ良かった。ただ喋らん映画やと思ってなかったからびっくりした。
隣の家はカップルで楽しく過ごしてて、一方DOGは暗いテレビに自分だけが映る孤独な時間を過ごしてる。そこから脱却しようと、通販でロボット購入を決める。
何が人ぽく生きてて、動物ぽく生きてるかの境界線は甘い。DOGは人ぽいのにちゃんと犬の能力はあるから余計ややこしい。テンションあがったらDOGが尻尾振るのとかは細かくてよかった。ほんで鳥類はよりややこしい。
この映画において最重要曲のEarth, Wind & Fire/Septemberをどうやって最後に使うのか、どこからがDOGの夢・妄想なのかを如何に使うかがラストに行くにつれてハードル上がり倒してたけど、最後綺麗にまとめてた。それぞれの夢・妄想はありえへん世界やったけど、それはフリで、最後に1番現実ぽいことを夢・妄想にしてたのは綺麗やったし騙された。あの瞬間は、ラ・ラ・ランドが思い浮かんだ。
DOGがロボットを置いて行ったシーン、行政とか警察に言ってもあかんかったってのはわかるんやけど、そんだけ心配なら毎日見に行ったれよとは思った。ロボやから大丈夫やろとか新しいの買ったのを考えたら、DOG側はちょい冷めてる感はあったか。
いまのパートナーがおるから、このままさよならしよってことをロボット側が配慮してるのが良い。普通は感情があるDOG側がしそうなもんやけど、ロボット側がやるからこそ感動した。
あと、ロボットがアニメというのをメタ的に捉えて場面切り替えるあの手法はあんま見たことなかった。(これは探偵学入門ってやつのオマージュらしい)
ほんでロボットがめちゃくちゃ泳いでたから、全く問題ないんかと思ってたけど、それが壊れた理由やったんなら、絶対に水は危険っていうの書いとけよとも思った。
ビーチでのロボットの鳥パート、あそこ後になんか効いてきてもよかったんじゃないかな。あんまり意味なかったくないかあそこ。海賊？パートは後に意味あることになってるけど。
細かいところの気になるのはあるけど、ラストが素晴らしかったからだいぶ好きな作品やった。
「DOGが選んだ犬生 ロボットが選んだロボ生」
許してやれよぉ〜、次の作品レビュー。
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