無実の罪で収監されている心優しい男ディヴァインGは更生プログラムの演劇グループに属し、演出なども行なっている。仲間たちと演劇に取り組むことで生きる希望を見い出していたが、刑務所内で悪人と恐れられている通称ディヴァイン・アイが演劇グループに参加することになった。次の発表会に向けて練習を重ねていくが……
N.Yの最重刑務所での実話をもとに描かれた作品。
エンドクレジットでは実際の刑務所内での発表会の映像も流れます。キャストの方も何人か「hmself」と、ご本人が熱演!最初はタイトルがSING SINGだったんで合唱ものか?と、思っていましたが実在する刑務所の名前でした。実話ベースの作品って観入ってしまいますね。ディヴァインGに不条理なことが起き、普段心優しい男なのに感情が乱れ、メンバーにキツい言葉を浴びせてしまう。我を取り戻したGは後悔するが、そこには悪人と呼ばれているアイが慰めの言葉をかける。固い友情、絆が芽生えている。ショーシャンクの空へを彷彿させますね。グリーンブックにも重なる部分があったかな。