明石です

勝手にしやがれの明石ですのレビュー・感想・評価

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
4.4
警官を殺して逃亡する男と、アメリカからやってきた魅惑の新聞記者の恋愛譚。女性と寝ることしか考えてないのかと思いきやとことんキザで男前な主人公、自立を好む(60年当時としては)先進的な超ショートカットのヒロイン。そしてジャンプカットの乱れ打ち。物語のテンポが良く会話の聞き心地も素晴らしい、気づけば見終わっているというそんな風な映画でした。

——好きな台詞
「悲しみと無なら私は悲しみを選ぶ。フォークナー、知ってる?」「誰だ、そいつと寝たのか?」

「それが世の中さ。密告者は密告し、強盗は盗む、人殺しは殺し、恋人たちは愛し合う。君は怖いか?」「怖がるにはもう遅いわ」
明石です

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