観終わった瞬間、思わず声が出てしまった。
「おもしろ…!」
沖縄を舞台に繰り広げられる、殺人鬼と三人の中学生による最高にスリリングで先の読めないミステリー。
岡田将生と羽村仁成の対決がヤバすぎるし、脇を固めるのも江口洋介、黒木華、北村一輝と実力派で、とても見応えがある。
主演の二人、そして黒木華のカメラ目線の一人芝居に驚愕。
父親への憎しみの深さがいまいち分からなかったのと、前半の一連の事件は結局岡田将生には何の得もなかったはずなので、その辺りフォローが欲しかったところはあるけれど、間違いなく今年ベスト候補。
こんなに面白い作品が公開二週目にしてTOHOシネマズ新宿の上映から消えている。
このままだと日本の映画界終わるぞ。