ヒュー・グラントが自身の人気の低迷のきっかけになったと言うてた作品やっけと思い出して鑑賞。
え、普通に楽しく見れて面白かったんやけど…笑。
不動産のトップ・セールス・ウーマンのメリル(サラ・ジェシカ・パーカー)と、敏腕弁護士のポール(ヒュー・グラント)は誰もがうらやむ超セレブ夫妻。
だが、ある日夫の浮気が発覚し、妻の気持ちは急速に冷め、別居中。
ポールはメリルとの関係を修復しようとし、なんとかディナーに誘う。しかし、その帰りに二人は殺人現場に遭遇してしまいFBIの目撃者保護プログラムによりワイオミングの田舎で過ごすことになるのだが……。
ドタバタ突飛なラブコメやけど、子供が欲しいけど中々出来ない夫婦という社会問題を盛り込んでて良かった。
養子プログラムのこととかと含めて。
そして、お互いの人生に大事なものは何か、夫婦として大切なものは何かを気づかせてくれる作品ともいえるのかな〜。
内容はコメディではちゃめちゃやけど笑。
最後、「この先の人生にあなたがいないなんて耐えられないと思ったの!」というセリフが核心をついててよかった。
期待通りのヒュー・グラント。
ほんとこういうの似合うな。
あと、皮肉ジョークがいちいち面白い。
浮気をしたんやけど、メリルとの不妊治療に気が滅入ってたときの一時の過ち。本当に愛しているのはメリルだけという。
不妊治療に気が滅入って鬱になり…ってのは同情するけど、それで浮気するのはね〜。
でも、こういうのは夫婦関係をギスギスさせてしまうこともあるなろな。難しい。
ただ、その過ちを反省し、必死でメリルのところにいくのは、修復の余地はあるというタイプ。
メリル、やり手の不動産屋やのになんか抜けてる笑。
彼女の部下も大きな会社やのに抜けてる笑笑。
エリザベス・モス、こんな役もしてたんや。
てか、この会社大丈夫なんかな笑。
メリルの気持ちもわかるし、でも、その後自分も一時の迷いで浮気してたという笑。
まあ、それも過ちを犯す精神状態といえばそうなのかなぁ。。
NY大好きで田舎にきて絶句してたけど、だんだん慣れてきて田舎の良さを知り楽しんでいく様子が良かった。
証人保護プログラムで保護してくれたウィーラー夫妻が素敵やった。サム・エリオットとメアリー・スティーンバージェンがとても素敵。メアリー・スティーンバージェン可愛らしさもあって安心感のある素敵女性やな〜。ちょこちょこ見てる気がする。。
個性的な町の人たちとだんだん仲良くなって、最後みんなで暗殺者を捕まえたの良かった!
ポールまさかの二度目の熊撃退スプレーによる目潰し笑
熊がいいスパイス笑。
最後、養子プログラムを経てアジア系の子供を引き取る夫婦。
そして、メリルのお腹には二人の子供も。
ドタバタしながらもこの家族が仲良く暮らしてほしいなってニコニコできるエンディングでした。
メリルと赤ちゃんを見て美しい…と呟くポールの表情良かった。
まあ、どのラブコメでも似たような感じではあるとはいえ、ヒュー・グラントにしか出せない良さってあるよね〜と思いました!