監督の実際の恩師をもとにした、予備校講師と生徒たちのお話。
ながら見でカップラーメンを食べるシーンが印象に残りますが、そんな笑わせ方含め台湾らしい青春コメディで、これもまた良い作品でした。
私は観てて3回くらい泣きましたが、まず割と序盤のレスリー・チャンの「Monica」で既に泣きそうになり、エンドロールでもダメ押しをくらった感じ。リアルタイムでレスリー・チャンを知らない身でなんなんですが、2024年に映画館でレスリー・チャンの歌声を聴けて、なんだかこみ上げてくるものがありました(ちなみに私はたまにこれのMVを見て笑顔になっていたりします)。
また、ある人物が想いに気づくあの一連のシーンが特に感情を掴まれましたが、青春を謳歌する若者たちと彼らを見守る大人たちのお話はどれもぐっときました。
脇役では「ミス・シャンプー」でヤクザたちの名前を覚えさせられる美容師役だった俳優さんが受付役で出てて、出番はわずかでもいい仕事してました。