Riona

青春18×2 君へと続く道のRionaのネタバレレビュー・内容・結末

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

何かはわからないが、何かを消費したような、心地のいい映画だった。
今村圭佑さんが撮る映像は本当にその一瞬を残している、本当に綺麗な映像だった。ひとつの美術作品だと思う。
異国との作品は言葉の言語だったり、演技などの壁が多いと思う。けれど、それを踏まえた甘酸っぱい作品だと思った。
出演している役者さんが実力派の人が多いからこそ、際立った作品だと思った。
ジミーがアミの死を知っていて、旅をしているところに心がギュッとなった。アミの死を受け入れるのに18年。それは短いと言える時間ではないだろう。けれど、その18年もの時間を止まったような感覚にさせる作り方がすごく素敵だった。
只見を訪れ、やっと時計が動いたような、そんな錘が取れたような、そんなジミーの表情、表現がすごく好きだった。
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