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青春18×2 君へと続く道の小皿のレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
5.0
こちらで交流させていただいている方がご覧になったと聞いて、もともと観る予定にしていましたが、矢も楯もたまらず仕事終わり、しかも最近通い始めたジム帰りにちょうどいい時間にレイトショーが始まるってことで行って来ました!
清原果耶が出るということ以外、全く何も知らず、青春18切符で旅した若者の『ビフォア•サンライズ』みたいな恋愛映画だろうぐらいに思っていたので、まさか舞台が台湾で、しかも主演が台湾の人という冒頭でもうびっくりでした😅
映画が始まってすぐの場面で、入る劇場間違えてしまったのかなぁって焦りました💦
清原果耶が出ているだけでもう満足な作品なのですが、大好きな『Love Letter』が作品の中に出てきたり、やっぱり大好きな川端康成の『雪國』が触れられたりで、僕のために作ってくれた作品なのかと思いたくなるぐらいでした笑
そして何よりも、『水は海に向かって流れる』、『夏へのトンネル、さよならの出口』と歳上の女性との付き合いをいろいろと思うことになった作品に続いて、今作もやっぱり歳上の女性との恋愛が描かれていて、観るべきタイミングで観させられているような気持ちになるほどに、この偶然を嬉しく思いました✨
辛うじて劇場で涙することはありませんでしたが、こうして涙をこらえてしまった分、吐き出せずモヤモヤしたものと一緒に心に残ってしまいそうです。
多分、間違いなく、折に触れていろいろなシーンを思い出して、長く大切にしたいと思う作品になるだろうと思います。
それにしても清原果耶の演技の凄さ。
彼女の演技には心を持っていかれることが度々あります。この若さでこれは凄いと本当に感じます。
今週末には『碁盤斬り』が公開されて、こちらでも出演していると聞いているので観に行かなければ❗
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