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青春18×2 君へと続く道のぴろぴろのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.2
悪いものが全部流れたんじゃないかというくらいに、これは泣きました。    既視感ある王道の青春ラブストーリーだけど主演2人の爽やかさと透明感に持って行かれる。
青春の甘酸っぱいけれど大切な記憶や人との出会い、人生の輝きと儚さ。
“青春18きっぷ”は関係なかったけど、学生時代の”青春18きっぷ”列車の旅での一期一会を思い出した。
台湾もランタン祭りもいつか行ってみたい。
2人の手から離れたランタンが上空へ登って行き、どんどん遠くなるオレンジの灯りが幻想的で素敵過ぎる。
南国の台湾と真っ白な雪の日本。  陽と静。 まるで2人の様に引き立て合って吸い寄せられる。    実際冬の只見は厳しさの中に荘厳な美しさがあって温かな人情が溢れてとても良いところ。
アミちゃんの精一杯の強がりが愛おしくて儚なく切ない、素敵な映画だった。
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