日台合作映画とも知らず、藤井道人監督作品という以外は何の予備知識もなく観に行って来たんだけど、いつもはガラガラの平日の郊外のシネコンにしては珍しく、結構お客さんが入っていてびっくりしました。
清原果耶には、これまではあまり良い印象がなかったんだけど、本作は抜群に良くて惚れちゃいそうになりましたね。さらにダブル黒木に松重豊と、豪華な顔ぶれのチョイ役陣にも驚きました。
でも、私も若い頃、4歳年上の人妻に惚れてしまったことがあったんだけど、あの時の辛さを思うと、本作のラブストーリーは軽すぎてあまり響かなかったかな。
『余命10年』の二番煎じ的なストーリーも陳腐だったし、オマージュを捧げている『Love Letter』ほどの感動もありませんでした。